斎藤宗次郎の生き方(4)
宮沢賢治は熱心な法華経の信者でしたが、若き日にキリスト教の影響を間接的に受けたことは否定できないでしょう。彼が作った「雨ニモ負ケズ…」を味わってみましょう。
雨ニモ負ケズ
風ニモ負ケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモ負ケヌ
丈夫ナ体ヲ持チ
決シテ怒ラズ
イツモ静カニ笑ッテイル。
一日ニ玄米四合ト味噌ト少シノ野菜ヲ食ベ
アラユルコトヲ自分ヲ勘定ニ入レズ
ヨク見聞キシテ分カリ
ソシテ怒ラズ
野原ノ松ノ林ノ陰ノ小サナ藁葺キノ小屋ニイテ
東ニ病気ノ子ドモアレバ
行ッテ看病シテヤリ
西ニ疲レタ母アレバ
行ッテソノ稲ノ束ヲ負イ
南ニ死ニソウナ人アレバ
行ッテ恐ガラナクテモイイト言イ
北ニ喧嘩ヤ訴訟ガアレバ
ツマラナイカラヤメロト言イ
日照リノトキハ
涙ヲ流シ
寒サノ夏ハオロオロ歩キ
ミンナニ木偶ノ坊ト呼バレ
ホメラレモセズ
苦ニモサレズ
―――ソウイウ者ニ私ハナリタイ。
■いかがでしたか?ソウイウ者は、まさしく斎藤宗次郎と重なりますね。
この記事へのコメント