聖ホセマリア列聖5周年


カトリック教会は、信仰の模範として「聖人」を定め、信者を励ましてきました。その歴史は…

初代教会の最初の殉教者、聖ステファノ以来、ローマ帝国の迫害で多くの信者が殉教しました。この殉教者が模範として尊敬を集め、4世紀頃から徳に秀でた人も崇敬されるようになりました。5世紀頃から、「聖人」の遺骸を祭壇の墓に安置することが始まりました。あわせて聖なる生涯の「伝記」も書かれました。中世まで、「聖人」「福者」の区別はありませんでした。

1171年、アレクサンダー三世教皇が、列福宣言の権利は教皇にのみ保留され、聖人崇敬には教皇の許可を要すると規定しました。1631年、ウルバノ8世教皇は列福手続きを決定しました。アレクサンダー三世教皇以前から崇敬を受けている聖人はそのままにする一方、それ以降は列福手続きを経て厳密に審査されることになりました。

「聖人」になるためには、徳を英雄的なまで実践したことが証言によって確認されると「尊者」になり、その後、取次ぎによる奇跡が承認されると「福者」になり、その後に別の奇跡が承認されると初めて「聖人」の位にあげられます。ここで言う奇跡とは、厳密に科学的に証明されなければ認められないものです。例えば、医学的に不可能な治癒などです。聖人になるまでの位と特徴は次の通りです。

「尊者」:公的崇敬を伴わない。
「福者」:地域、特定の団体に公的な崇敬が認められるが、教会に義務付けられていない。
「聖人」:世界中で教会が公式に崇敬し祝う。■

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