聖性って何?


聖ホセマリアは、仕事と日常生活を通して聖性を追求するように教えました。

第二バチカン公会議では、カトリック教会の公の教えになりました。でも「聖性」とは何でしょうか?

これを身につけた人を「聖人」と言います。白い髭を生やした老人を想像する人も多いでしょう。西洋では、聖人は生まれた時から凡人とは違い、虹とともに生まれ、赤ちゃんでも金曜日には乳を吸わず、幼児のときから泣いて母親を困らせたこともない、そんな聖人伝が出回っていました。これなら、普通の人は諦めるか、そんな変な人になりたいとは思わないでしょう。

聖性は、凡人に真似できない難しいことを成すことではありません。平凡な普通の人も含めて全員が招かれています。では、何をすることですか?いろんな言い方ができますが、そのひとつは、「聖性とは、戦うことである」と言えるでしょう。まず、自己愛と戦います。また、罪への誘惑と戦います。「戦う」という意味においては、欠点や弱さは、聖性の妨げになりません。むしろ、大歓迎です。それがあるから戦いが生まれます。欠点がない完璧な人間なら戦えませんから・・・。戦いが目指す目標から見れば、聖性は人々に奉仕すること、徳を身につけることと言えます。

蔦の絡まるチャペルで、ひざまずいて祈りを捧げるだけでは足りません。生活、仕事を通して戦うことが不可欠です。■(つづく)

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