人生の応援(エール)
放課後には体育祭の応援合戦の練習の太鼓や歌、かけ声などが校庭に響き渡って、お祭りの雰囲気を盛り上げています。小学生は、それが大好きで嬉しそうです。当日の応援をとても楽しみにしているみたいです。それを準備する人は大変ですね。旗を作り、絵を描いて、歌を練習して、ダンスの振り付けを考え、下級生にそれを教えなけければなりません。
そんな苦労が陰に隠れていることは、小学生は知りません。外から見える楽しい部分しか知りません。でも、それでいいのです。何も知らなくても、楽しい経験をして、先輩の人が準備をしてくれたと分かるだけで十分です。いずれ自分の番が回ってくれば立派にするでしょう。君たちは中学生ですから、その苦労や大変さをよく知っています。だからこそ、小学生より一層応援を大切に思うでしょう。
誰もが経験したことがあると思います。応援されると、力が湧いてきます。疲れて足が止まりかかっていたのに、声援を受けて再び走りはじめた。負けていたけど、大声援を受けて逆転満塁ホームランを放った。横断幕を見てコンクールに落ち着いて望むことが出来た。いろんなケースがあるでしょう。確かに応援のお陰です。
では、みなさんの人生を本当に応援し、エールを送っているのは誰ですか?そうですね…みなさんのご両親です。時々、その応援を鬱陶しく感じることがあるでしょう。でも、それは無関心ではなく、将来を真剣に思うからこそのエールです。当たり前と思っていることにも、親の思いが込められています。子どもっぽい反抗を乗り越えましょう。当たり前は、普通ではありません。「ありがたい」ことです。今の自分を振り返り、君たちの人生を応援してくれている親に感謝しましょう。体育祭で応援練習をしながら、「自分を応援してくれている親」に感謝することを思い出しましょう。■
*2011/09/07男子中学2年生、朝の説教より
この記事へのコメント