私は真理である!
イエスは言われた。「わたしは道であり、真理であり、命である。」(ヨハネ14.6)
相手を尊重すると言いながら客観的な善悪に無頓着になると、究極的な基準は「自己」とその好みになり、高尚な願いとは裏腹にわがままや欲望が心を支配して、うわべは自由に見えて、自分を閉じ込める牢獄になります。最近の若者の凶悪犯罪に共通して見られる傾向です。「あなたを尊重します」と言いながら、実際は「わたしの自由です!」という行動をとります。結果的に他者に迷惑をかけながら「悪い」という反省ができません。
真に隣人を大切にするには、自分勝手な基準ではなく、客観的な真理に従う謙虚さが不可欠です。イエスは教えられました。「あなたたちは真理を知り、真理はあなたたちを自由にする」(ヨハネ8.32)。真理とは何ですか?イエスご自身が真理で、「わたしは真理について証しするために生まれ、そのためにこの世に来た。真理に属する人は皆、わたしの声を聞く」と話されました。
真理は「冷たい法律」ではなく、血の流れる人間の心を持った「生きた神」です。この方は、慈しみ深く、ゆるそうと待ち構えておられるのです。創造という神の「行い」は見れば分かりますが、神の「望み」は、神ご自身が正直に語らなければ分かりません。実は、もう話されました。それが啓示です。そして、この神のみことばを信じることが信仰です。だから、信仰は真理が土台なのです。信仰の「最初の一歩」は良心に光る真理に従うことですね。■(完)
*2008/01/10母親向け哲学・神学クラス「宗教とは何か?」より
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