信じられない!


聖書講座の様子を紹介します。

「神様を信じていますが、イエスの復活とか、聖母マリアの処女懐胎とか、これらは信じられません。キリスト信者は本当に信じているのですか?」こんな質問を受けることがあります。信じたいけど信じられない、その方のジレンマがよく伝わってきます。確かに「神を信じること」と「イエスは神である」と宣言することには大きなギャップがあります。

この世界を観察して自分の心の奥を調べれば、神の存在は理性的な推論の結果として到達できます。そして、自分の良心に従って生活すれば十分だと思いたいのです。聖パウロは、ローマへの手紙7章で人間が内に抱える矛盾を鋭く描き出します。「自分の望む善をせず、悪を行う。」理性的な神だけでは力になりません。自分を全部賭けて従う、そんな関係が必要です。パウロは、奇跡的な形で復活したイエスと出会い、それが原動力となって生活が一変しました。同じことを全ての人に身を持って経験して欲しいのです。

イエスを神として受け入れるのは、理性の推論の結果ではなく、イエスを証しする人への信頼に始まります。命懸けで証言していることをどれだけ真剣に受け止めるかです。そこには理性を超えた覚悟が求められています。「イエスは救い主、神である」という証を前にして、理屈だけでなく自分の生き方をかけて真剣に向き合うことです。答えは自分で出すしかありません。自分から神に従おうとするとき、内的な解放を経験します。■
                                  *2008/11/15父親聖書講座の解説より

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