自然から学ぶ


今日は、3月にしては少し寒いと思いますが、冬のように寒い天気であっても、もう梅は咲いています。

あとひと月もすれば、桜が満開になります。そうやって、毎年毎年、神様のペースで梅も桜も開きます。寒い冬の間、梅たちはつぼみのままです。枯れ枝のようですが、桜もつぼみがついています。そして、時が来れば、ぱっと花が開きます。自然は全部、神様を見ているんですね。

神様を見て、「もう咲いていいですか」と尋ねているんです。「まだですか」と聞いて神様を見ています。神様が、「あなたですよ、あなたの出番ですよ」と声をかけると、うれしそうにぱっと花を開きます。桜も、そうです。花を開いて、そして時が来れば、潔く、自分にこだわらないで、さりげなく散っていきます。美しいです。それは、神様のお望み通りに生きているからです。

日本人は昔から自然をみて、自然からたくさんのことを学んできました。それはたくさんの俳句や短歌にもなっています。自然が美しいのは、神のお望みの通りに生きているからですね。じっと神様をみつめています。そして、神様が「はい、今ですよ」と言われると、その通りにします。寒い間、じっと内側に成長していきます。「寒いときに花を開けば目立つぞ」と考えて「今、咲きたい!今、咲きたい!」と言いません。待ちます。あるいは、長い梅雨の間、じっとその雨を成長の糧に変えます。暑い夏の日照りの時、植物はそれによって強くなります。そうやって、収穫の秋にたくさんの実を付けます。これが自然の動きです。■(つづく)

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